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2006年度
5月KAVC8月應典院11月ジャングル3月精華

 
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2nd

3rd session [エレファント]

公演情報

■キャスト
山崎翔/本條麻希/和田浩一

■スタッフ
作・演出 伊藤拓
照明 間屋口克 角野容子 石田慎介 赤澤昌美
音響 伊藤拓
メイク 福田桃子
映像 marujimedia
宣伝美術 四宮博樹


■開演日時(2002)
11月28日(木) 13時10分 / 18時10分
11月29日(金) 13時10分

■料金
前売り 300円 / 当日 400円


■公演場所
大阪外国語大学生協2F 集会室

エレファントを思う話

 書いた僕も不思議に思ってしまう。
 これはどんな芝居だろう。
 参考に劇中のセリフをここに記してみたい。
 「半大人。半分大きい人で半大人」・・・わからない。
 「いいから、にしんそば好き?」・・・もっとわからない。
 「あ~何かへそから青汁でそう」・・・もうだめである。
 しかし、
 この芝居はきっとちょっと楽しい
 そしてきっとちょっと悲しい。
 だから、
 僕は何となくジャンプしてみる。
 楽しさも悲しみもそんなの全部吹き飛ばすために、
 文字通り足に力入れて手をしっかり伸ばして、
 えいっ!
 と、上にジャンプしてみる。
 すると回りの人間が僕を凝視してくる。
 何だあいつは、頭おかしいんじゃないか?、と。
 で、逆に腹が立つから、上に伸ばした手を前に伸ばしてみる。
 そしてジャンプ――あ、ちょっとキョンシー・・・
 と、すぐ辞める。
 キョンシーは恥ずかしい。さすがに恥ずかしい。
 顔から火がでる。本当に出たらきっと強いキョンシーだ、
 何て考えてまた恥ずかしくなる。滅茶苦茶に恥ずかしい。
 いつのまにか回りの人が僕のワンジャンプキョンシーを噂している。
 何あの人、頭おかしいんじゃない?、とか、
 何あんた息止めてるの!偽者に決まってるじゃない!、とか。
 僕は必死でその場から立ち去る。もちろん全力だ。
 前方は見えていない。だから道行く人にぶつかっていく。
 1人、2人、3人、4人、5人、6人、7人、、、、、、、、、、、、、、、85人、86人、87人、
 88人、
 89人目とぶつかり合った時、僕のクルクルと回っていた脚が止まった。
 象とぶつかったのだ。
 ふと僕は昼間食べ残したリンゴを思い出し肩掛け鞄の口を開いた。
 すると中から滝のようにリンゴが流れ出てきた。
 人々は必死になってリンゴを拾い始めた。
 象はその場を立ち去ろうと一歩前へ出たが、
 そのリンゴの川に押し流されて転んでしまった。
 全力で走った僕の顔を見て、
 象もまた真っ赤な顔をしてみせた。

 France_pan代表 伊藤拓

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4th